Press Release I3研究所株式会社
2013年2月25日

新たな大画面映像空間クリエーション技術
「ISVC(Intelligent Spectacle Vision Creation)」を開発

 I3研究所(アイキューブド研究所)株式会社は、 さまざまな大画面サイズのスクリーンに映像を 投影するプロジェクター向けの新たな大画面映像空間クリエーション技術 ISVC(Intelligent Spectacle Vision Creation : 脳内感動創造) を開発しました。

 I3研究所(アイキューブド研究所)株式会社は、 人間が現実の風景を直接見た時に発生する「認知」の働きと同等の体験を、 映像視聴時にも得られることをコンセプトとした映像創造の技術として、光クリエーション技術を 開発してまいりました。今回のISVC技術は、この光クリエーションのコンセプトをさらに進化させ、 大画面ホームシアターからパブリックビューイング等、多様なスクリーンサイズに対応できる プロジェクター向けの新たな映像空間クリエーション技術です。

 人間の視覚は、脳の中の処理の大部分を占めており、人間は、視覚から多くの情報を得て、考え、 判断し、行動をしています。光クリエーション技術は、実際にその場にいるのと同様の光刺激を 提示することで、映像の透明感を創り出し、人間の脳の負荷を低減します。さらに、ISVC技術では、 画像全体に潜在するエネルギーから現実世界と同じ感動をも創造します。

 ISVC技術は、家庭用のテレビよりもさらに大きな画面に映像を提示できるプロジェクター向けの 映像信号処理技術として、大型スクリーンに映像を投影したときの映像の基本的な構図をしっかりと 創り出し、自然界が本来持つ圧倒的な存在感、壮大な広がり感を画面全体で表現することに加え、 被写体の細部の光景も現実の構図に則り忠実に創り出すことで、映像空間全体から視覚を通じて、 あたかも被写体の世界に入り込んだかのような感動を人々にもたらします。

 ISVC技術を用いることにより、単に映像を提示し人々に情報を提供するという利用方法に とどまらず、映像を見た人が被写体本来の持つ壮大な広がり感や画面全体からの情感を脳で 感じることで、新たな行動を促すなど、新しい映像空間の価値を提供できるようになります。



ISVCによる画像提示イメージ

 I3研究所株式会社は、今後も引き続き、オープンプラットフォーム型研究開発企業として画像信号処理に 関する研究開発にとどまらず、映像を根幹とした住空間、都市空間の研究開発を産業横断的に 行うことを通じて社会に寄与したいと考えています。

 さらに、ISVC技術のような独自技術をコア技術として、産業分野ごとにパートナー企業を募り、 共同研究開発を行うことで、将来を見据えた新しい映像産業の創造を目指しています。



本件に関するお問い合わせ先
I3研究所株式会社(アイキューブド研究所株式会社) 広報担当
Mail: info@i-cubed.co.jp
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